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「豊能町をひまわりいっぱいにしたい!住んいでる人も訪れる人も楽しんでもらいたい!」というトヨノ部さんの願いのもと、春ごろからこつこつと準備をすすめられていたこのプロジェクト。実は豊能町を縦断する国道423号線沿いのプロジェクト以外にも、もっともっと町中にひまわりを咲かせようぜ!っていう企画のもと、前回収穫したひまわりのタネを無料配布するなどの活動も並行して行われておりました。
4月頃に企画を呼びかけるトヨノ部さん
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たくさんのタネを前にうれしさを隠せない様子が投稿からもにじみ出てしまうトヨノ部さん
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実は私もタネの配布に協力しており、私自身が管理している花壇にもひまわりを植えていました。
コロナの拡大や台風などと重なってしまい、6月の種まきイベントやちょうど見ごろを迎える時期での中止を決断するなど、参加者の安全に配慮した対応をしっかりとっていただきました。
インスタグラムハッシュタグ #r423flowerroadproject には200件を超える投稿を見ることができ、町内外からの盛り上がりを感じます。
https://www.instagram.com/explore/tags/r423flowerroadproject/
そんなトヨノ部さんに、今年開催して感じた地域の繋がりなどのエピソードはありましたか?とたずねたらこんなエピソードを教えていただきました!
たくさんの方を呼んでの種まきイベントは、残念ながら中止になったんですが、
東能勢小学校の皆さんは
学校の授業の一環で、クラス単位で種まきに応援に駆けつけてくださったんです。
ジメッと暑い6月に広い畑に一粒一粒、根気よくお手伝いいただきました。東能勢中学校生徒会と地元住民の方々は 学校やご自宅でポットに育苗してくださって、
緊急事態宣言が開けて集まれるようになってから、畑に植え替えをしました。
それぞれの場所で育てていただいた小さな苗、とても可愛かったです。
手間のかかることなのに、私たちも何かお手伝いさせて!という想いがうれしくて。
その後の草引き作業も、応援していただきました。
写真提供:トヨノ部
畑以外の部分では、
私たちの活動を応援してくださっている上手工作所さんが、それはそれはかっこいい看板を作ってくださいました。R423からもばっちり見える大きい看板です。開花時期には駐車場提供にもご協力いただいて。お世話になりました!
写真提供:トヨノ部
開花期間の警備は近畿セイビさんが応援にきてくださいました。車で来場される方が多いので、駐車場の案内がとても大事なんですが、部員だけではとても手が回らない部分なので、むちゃくちゃありがたかったです。
何より、ひまわり畑に来ていただいた方がルールを守って観覧してくださって、運営がとてもスムーズでした。拙い案内なのに、インスタもよく読んでいただいていて、路上駐車もなくて、ご協力に感謝しています。
「トヨノ部のひまわり畑」から「みんなのひまわり畑」に成長した2年目、とても誇らしかったです。
タネの配布でも豊能町内のたくさんの店舗にご協力いただきました!
――イベント開催を通じて地域が繋がっていく様子をお聞きしていると、自分のことのようにうれしくなりますね。ズバリ、来年もやりたいですか?
2022年も開催の予定です!種の配布も準備しています。
実は、ひまわり畑、今の場所での展開はラストになります。私たちの力では、想定以上の来場者の数で管理や運営がしきれないくらいになってしまったので、もっと適した場所や、運営方法を検討しています。
トヨノ部さん、楽しい企画をどうもありがとうございました!豊能町の名物企画として成長するこの素敵なとりくみ、微力ながら来年もぜひお手伝いしたいです。
以下、写真もトヨノ部さんからたくさんいただきました。写真での振り返りとともに記事を見てくださってるみなさまにも少しでもひまわり畑の雰囲気を楽しんでいただけましたら幸いです。
写真提供:トヨノ部
写真提供:トヨノ部
写真提供:トヨノ部
写真提供:トヨノ部
取材日・2022/03/03
文・宇都宮正宗
写真・写真提供:トヨノ部