INFORMATION
のせでんアートライン2021では、作品の一般公募を行い、応募された作品の中から4組を選出し、開催期間中に展示を行いました。
そして、実際に展示された作品の中から最優秀賞を選出いたしましたので、ここで発表させていただきたいと思います。
◆のせでんアートライン2021 一般公募作品最優秀賞
前田耕平×葭村太一〈行き止まり冒険記〉
http://noseden-artline.com/2021/exhibition/3113/
◆審査員コメント
『⾏き⽌まり冒険記』は、この地域で⾒つけた、⾏き⽌まりの⽯の階段から先を探索した時の写真と、その体験に基づいた小説からなるプロジェクトで、珍妙でもあるユニークなアイデアをまま実⾏に移す姿勢に⼤いに魅せられた。(建畠晢氏)
実際に小説を発⾏するまでのアウトプットを実現しており、「まっすぐに進む」という⾏為を通して、作品の形態も多様な展開が可能で、今後も大いに期待できる。(山本麻友美氏)
⼩さな⽂庫本のテクストと広場に張られた写真の間に流れる詩情に時代を感じた、成⻑をやめて静かに下ってゆく⽇本。下り坂を降りる⾝体性をそっけなくゆかいにマッピングする事を続けてほしい。(椿昇氏)
今回受賞された前田耕平氏、葭村太一氏のこれからの益々のご活躍を心よりお祈り申し上げます。
また惜しくも入賞や入選されなかった皆様にも、今回の一般公募という新しい試みにご参加いただいたことを心より感謝し御礼申し上げます。
本当にありがとうございました。