2018年にアーティスト鈴木貴博氏と吉川自治会・観光協会・能勢電鉄のチームで制作された「憩いの場」がアーティストと地域の深い関わりの中誕生した。 アートラインの象徴的作品でもあり、現在もハイカーを中心に楽しまれている。 その初谷渓谷「憩いの場」の周辺でこれまでのせでんアートラインと関わったアーティストや有志の方々と野外美術展「一日だけの蜃気楼美術館」を開催しようとおもう。 ここでは恒久的な作品を展示するのではなく、その日限りで消えてしまうような作品の展示やパフォーマンスを介してこの地のもつ豊かさや魅力に触れる時間をたくさんの人と共有したい。

《主催：TOMOI R&D　代表　友井隆之》
1972年大阪生まれ。美術家。TOMOI R&D代表。 2002年より独自の美術活動をはじめる。金属を得意としその可能性を求めて現代美術だけでなく舞台や映画、古典芸能など多種多様なジャンルと関わり国内外を問わず美術活動をしている。個展はこれまでに26回をかぞえる。また現場芸術集団「空気」やクリエイター集団「ATWAS」のメンバーとしてアートパフォーマンスを行ったり、劇団「維新派」や映画監督「河瀬直美」などの作品の美術を担当したりとその活動は多岐にわたる。