8/5、6の地黄+野間エリアの開催が無事に終了いたしました。誠にありがとうございました!
地黄+野間エリアでも天候に恵まれ、たくさんの方にご来場いただいた2日間となりました。
地域の方にもたくさんご参加いただきました。本当にありがとうございます。こうしてたくさんの方の力をお借りしてイベントを続けられることに、感謝の気持ちしかありません。
さて、それでは地黄+野間エリアでの開催の様子を少しご紹介させていただきます!
淀川テクニックさんの「頭の中の工作」では、「凧を自由にする」というテーマでみなさん自由に工作に取り組んでおられました。頭の中の想像に制限を設けることなく形にしていく作業は確かにとてもエキサイティングなことだったのではないでしょうか。
今回制作されたいくつかの作品は、10月28日からの収穫祭で展示される予定です。どんな作品が並ぶのか。どうぞお楽しみに!
村川拓也さんの「地黄を撮ろう」は、参加者のみなさんがそれぞれ撮影された2分半の地黄の風景をつないだ映像を、ドキュメンタリー映画として制作しました。ただの意味を持つことのない風景が、映像として切り取られることで、観る人の中に何か意味を持つこと。それはとても不思議な体験でした。上映会だけに参加される方もおられ、会場がまるで映画館のようでした。
そして、地域を巻き込んでものすごいパフォーマンスを見せてくれたズガ・コーサクとクリ・エイトの「エレベーター」。
1日目は公開制作ということで旧東郷小学校の体育館で制作を行い、2日目はできあがった「エレベーター」で、地域をぐるりと練り歩きました。けやきの里やけやき資料館にも立ち寄り、たくさんの観光客の方をエレベーターに乗せていくパフォーマンスは大人気でした。暑い中、ズガさんのテンションが下がることなく、ずっとエレベーターガールを貫かれている姿に心を打たれました。本当にすばらしかったです。
小林泰三さんの「国宝レプリカをベタベタ触ろう」は、1日2回にわけて開催予定だったのですが、ひっきりなしにお客様が来られるため、急遽時間制ではない形で開催されました。休憩もせず、たくさんの方へ本来の日本美術の楽しみ方をレクチャーされる小林さん、本当にお疲れさまでした!
国宝が制作された当時の楽しみ方で、実際に国宝レプリカを触りながら楽しむこと、それだけで今までの日本美術の鑑賞方法を180度変えてしまう。来られた方みなさんが目をキラキラさせて体験されている姿がとても印象的でした。
また、この日のワークショップはアートワークショップだけでなく、ローカルプロジェクトも開催しています。
能勢浩介さんの「種が伝えるメッセージ」では、流しそうめん(そうめんだけではなく、収穫した野菜や春雨なども流れたとのこと!)を自分の作った竹の器やお箸で食べ、その後、種が今抱えている問題やそれに対してみちくさ能勢で取り組まれていることを採種しながら体験していただくというワークショップを行いました。
この土地で生活している人だからこそ伝えられること。それは何にも変えられないメッセージなのではないかと思います。
そして、こちらも同じくローカルプロジェクトの和田隆さんの「みつばちの知っている世界」。
このワークショップでは蜜源まで行き、はちみつの収穫を通し、みつばちの生態を通じて人間社会のことを知るような、そんなワークショップでした。参加者のみなさんは奥深いみつばちの世界を知り、採れたてのはちみつをいただくという、ものすごく贅沢な時間を過ごされていました。ものすごくうらやましい!
1日目の夜には、参加自由・参加費無料の懇親会も行い、地元の方やワークショップ参加者、アーティストと事務局スタッフなど、このイベントに関わった人たちが一堂に会し、こういった機会がとても貴重なことであるとを実感しました。地黄公会堂を快く開放していただき、本当にありがとうございました。
そしてもちろん、この日も前田文化さんは大活躍でございました!熱中症Fighterも絶好調!
次の大野山にも登場しますので、みなさん自転車こぎに来てくださいね。
さて、次は8/19(土)に大野山で大宇宙際です!!ほんとに宇宙人来るのかな?来たらいいな!そんな日です。
この日は難しいことは考えずにみんなで思い切り一緒に楽しみましょう!ご予約不要・参加費無料です!お待ちしています!
■8/19(土)宇宙へヤッホー! 大野山 大宇宙祭